よく、1日2リットル以上は飲んだ方がいいとか、ジムやエステに行っても、出来るだけたくさん水を飲むように勧められますよね。
水をしっかりと摂ることにより、痩せやすい体になれる上、他にも嬉しい効果がたくさんあります。
ここでは、水をたくさん飲んだ方が良い理由や、飲むべき量について書いていきたいと思います。
水の必要性

人の体は、約60%が水分でできているといわれています。生まれてすぐの赤ちゃんは、なんと身体の約80%が水分!ですが、加齢とともに体内の水分量は減少していきます。
加齢とともに肌がカサついたり、シワが増えるといった老化現象は、身体の水分量低下により起こります。
身体の中で、水分は重要な役割を担っています。栄養素や酸素を各組織に運んだり、老廃物の排泄、体温の調節など、水分が不足すると身体の不調を招いてしまいます。
水分不足になると
水分が不足すると血液濃度が高くなり、血液がドロドロの状態になってしまいます。
すると、脳梗塞や心筋梗塞等を引き起こす可能性もあります。特に脳梗塞は、夏と冬、夜間から早朝にかけて起こる確率が高くなると言われています。
就寝中に脱水傾向になることや、夏の水分不足が影響していると考えられています。
1日に必要な水分量
計算式は以下のとおりです。
1日の必要水分量(ml)=体重(kg)×年齢別必要量(ml)
【年齢別必要量】
30歳未満・・・40ml
30~55歳・・・35ml
56歳以上・・・30ml
例えば、53歳で65kgの人の必要水分量は、65kg×35ml=2,275ml(2.3L)となります。
水を飲むタイミング
一度にたくさん飲むのではなく、こまめに分けて飲むことが大切です。起床時と就寝前、スポーツの前後や入浴の前後は必ず飲むようにしましょう。ポイントは、喉が渇く前に水分を取ることです。
水の温度
冷たい水は吸収スピードが早い為、急速に身体を冷やしてしまいます。冷え性や便秘を引き起こす可能性があります。ただし、スポーツや入浴後は、早急に水分を補う必要があるため、冷たい水が向いていると言えます。
普段飲む水については、25~30℃の常温の水がオススメです。体温が下がらず、胃腸への負担もありません。
水を飲む効果
- 痩せ体質になれる
常温の水を飲むと、体の中から温まり、代謝が上がります。また、水分をたくさん摂ることで、筋肉に血液が送り込まれるので、筋肉量を効率よく増やすことが出来ます。
すると基礎代謝(何もしなくても1日に消費してくれるカロリー)が増え、痩せ体質になれます!
- 食べ過ぎの予防に
食事中に水分を摂ることで、満腹感が得られる為、食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエットにも効果的です!
- 血液をサラサラにする
血液がドロドロになると、血液の流れが悪くなり、細胞に酸素がいかなくなります。すると、免疫力の低下や、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。水を飲むことで、尿として老廃物が排泄され、血液がサラサラになります。

- 肌に潤いを保つ
肌は表面から水分を補給しても、中までは届きません。肌の中まで水分を入れる為には、こまめに水を飲むことが大切です。水分をたくさん摂ることで、老廃物や毒素が排出され、古い細胞から新しい細胞へと変わり、肌のターンオーバーが正常に保たれます。
水分を取る際の注意事項
お茶やコーヒーなどのカフェインが入っているものを、水分補給として摂取するのはオススメしません。カフェインを過剰摂取すると、中枢神経や心臓に影響を与える可能性が出てくる可能性もあります。
まとめ
必要な水分を、毎日しっかり摂ることにより、痩せ体質が作れ、血液がサラサラになり、潤いのあるツヤのある肌を保つことができます。
水をしっかり飲んで、健康かつ綺麗になりましょう!
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