更年期、辛いですよね。
更年期障害は、女性の約6割に起こると言われています。閉経をきっかけにホルモンバランスが崩れることが原因で、身体に様々な不調を引き起こします。
更年期障害は、婦人科系の不調が深く関係います。また、婦人科系の不調は、下腹部の血流が悪くなることが原因で起こると言われています。
今回の記事では、更年期障害の対策を紹介したいと思います。
更年期障害の症状
主な症状としては、自律神経の乱れから起こる息切れや動悸、発汗異常、頭痛や腰痛、イライラ感、めまい、不安感、不眠、食欲不振、ほてり、のぼせ、などがあります。
また、皮膚や粘膜の乾燥、ドライマウスなどの症状も見られます。
更年期障害の原因
更年期の症状は様々ですが、症状が都度変わったり、複数の症状が重なって起こる場合もありますが、原因はすべて同じです。
更年期障害は、卵巣機能の低下により、女性ホルモンの分泌量が低下し、自律神経が乱れることにより起こります。
日常生活の改善、睡眠、運動、温活が非常に有効です。
今までの生活を振りかえり、生活習慣を改善してみましょう!
睡眠をしっかり取る
睡眠をしっかりとり、睡眠の質を高めることが大切。
しかしながら、不眠に悩む方も多いのではないでしょうか?
具体的な対処法は以下の通りです。
1、起床時間を一定にし、身体の体内時計を整える
2、起床1番に太陽の光を浴びる。(メラトニンの分泌を抑え、セロトニンを分泌されることにより、頭が冴え、気持ち良く1日をスタートできる)
3、寝酒をしない。(寝付きが悪くなったり、途中で目が覚めてしまう原因に)
5、寝る前にスマートフォンを見ない。(寝る前に強い光をみると、脳が活性化してしまう)
5、適度な運動で身体的なストレスを解消する(運動をすることで、幸せホルモンが分泌されます)
適度な運動をする
ウォーキングやヨガなど、負荷の低い、有酸素運動を少しづつ続けることが大切です。掃除や散歩でも運動になります。毎日、少しでも身体を動かす習慣を作りましょう。
加齢に伴い、運動機能・筋肉量の低下、エネルギー消費量の低下が起こります。しかし、運動を習慣にすることで、筋肉量が増え、内臓脂肪を減らすことができます。
身体を温める
更年期障害の症状で多い、ホットフラッシュや多汗は、女性ホルモンや自律神経のバランスが乱れて体温調節が上手くできず、冷えを招きます。
冷えてしまった身体は何とか体温を上げようとするため、ホットフラッシュという症状が起こります。
冷えを改善する為に、温活が流行っていますが、「よもぎ蒸し」がオススメです。
よもぎ蒸しは、下半身からダイレクトに内臓を温めることができ、身体の芯まで温めることで上手く体温調節ができるようになり、ホットフラッシュや多汗の緩和が期待できます。
また、よもぎに含まれる香り成分のシオネールという成分は、イライラや自律神経の乱れを整えます。
まとめ
更年期障害のつらい症状には、質の良い睡眠、適度な運動、温活が効果的です。
適切な対応を行うことで症状を緩和することが可能です。
更年期や加齢という歳を重ねていく中でも、更年期と向き合い対処していくことで、健康な生活を送ることができます。
生活習慣を変えても改善されず、日常生活に支障がでるような場合には、婦人科や更年期外来を受診しましょう。
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