「毛穴が気になって仕方ない!」「こまめに汚れを押し出しているのに、毛穴は大きくなる一方。」
「頬の毛穴が広がってきて、ファンデーションが落ちる。」等の悩みはありませんか?
「黒ずみ、角栓、ニキビ、肌あれ、たるみ」の根源は毛穴です。
以下、毛穴の悩みが改善されるメソッドを紹介します。
なぜ毛穴は開き、詰まるのか
毛穴が大きくなり、目立ってしまうのは、甘いものや油脂の多い食事、ストレス等のホルモンバランスの変化により、皮脂腺が刺激され皮脂を過剰に分泌されるのが原因です。
過剰に分泌された皮脂により、毛穴の内部が膨らみ、毛穴の形は徐々に変形します。その後、出すぎた皮脂はメイクや埃などの汚れと混ざり、毛穴の出口で固まり黒く酸化します。
毛穴が詰まと、中でいくら皮脂を分泌しても外に出ていけません。すると、肌は危機を覚え、詰まりを溶かして皮脂を外に出すべく、分解酵素を出します。
この酵素は遊離脂肪酸は皮脂だけでなく、毛穴の出口を攻撃する為、皮膚がダメージ受けて削られ、ぽっかり開きます。これが、繰り返されることにより、毛穴がどんどん大きくなってしまいます。
毛穴と食事の関係
暴飲暴食や偏った食生活は、毛穴にも影響します。
満腹になるまで食べると、細胞から皮脂分泌を促す指令が出ることが分かっています。
また、揚げ物や脂の多い肉などの高脂質食、糖質が多い食事や甘いものも、皮脂腺に刺激を与えて皮脂分泌を増やします。また、腸内の悪玉菌が増えることにより有害物質が腸壁を通して身体に吸収され、皮脂分泌やニキビ、毛穴の炎症の原因になります。
肌の為にも、バランスのとれた食事で腸内環境を良い状態に保ちましょう。
NGなこと
ここからは、毛穴の状態が余計に悪化してしまうNG習慣について紹介します。
角栓を無理に取る
鼻の頭を埋め尽くす黒い角栓、、、洗顔の後の毛穴から飛び出た角栓、、、
指で押し出したくなる気持ちは分かりますが、無理やり取るのはNGです。
爪や器具などで押し出すと、にゅるっと気持ちよく取れますが、毛穴の周りの皮膚に圧力がかかります。それにより、さらに皮脂が出たり角層が厚くなったりして、角栓が出来やすくなってしまいます。
【NG習慣】 爪で絞り出す、毛穴パックで引き抜く、プッシャーでぐいぐい押し出す
紫外線を浴びる
日焼け止めは1年中つけていますか?
無防備に浴びる紫外線は、毛穴を開かせる大きな原因となります。
紫外線は、皮膚に炎症を与え、皮脂の酸化を促す作用があります。。また、ターンオーバーも乱すので、毛穴が詰まる原因にもなります。
すり鉢毛穴や、たるみ毛穴、毛穴の詰まりを防ぐには、365日、日焼けを塗る習慣が大切です。
タバコを吸う
タバコのニコチンは毛細血管を収縮させる為、肌に栄養が行き渡らなくなり、乾燥、くすみ、たるみが進行します。
また、ビタミンCを破壊するので、皮脂分泌や毛穴の開きを抑えるビタミンCが不足してしまいます。
タバコは毛穴の状態を悪化させるだけでなく、がんや生活習慣病への影響も大きいです。
毛穴対策に良いこと
ここからは、是非日頃から取り入れていただきたい習慣について紹介します。
正しい洗顔
正しい洗顔方法は、擦りすぎず、長々と洗わないことです。
洗顔料やクレンジングはたっぷりと使い、泡を肌に優しくなじませるようにするだけでOK。
小鼻の脇や眉の中など、泡が届きにくい部分だけ指の腹でなじませましょう。
すすぐ際も、手にゆるま湯をすくって顔に何度もかけるようにして、手でこすらないようにしましょう。タオルで拭きとる際も、そっと水気だけ抑えるのがポイントです。
たっぷり与える
化粧水や美容液は、”適量より多め”が正解です。
たっぷりつけることにより、肌がふっくらしてキメが整い、毛穴が目立たなくなります。
化粧水は500円効果大を2~3回、その後は乳液やクリームで蓋をしましょう。
脂性肌やニキビ肌の方は、化粧水だけで済ませてしまいがちですが、油分が足りていないと、余計皮脂分泌量が増えてしまいます。油取り紙を使うのを控えて、しっかりと保湿することを心がけましょう。
毛穴を綺麗にする角質ケア
毛穴詰まりを取るために、角質ケアを取り入れるのが効果的です。
古い角質が滞っていると、毛穴の出口をふさぎ、皮脂と混ざって詰まりやすくなります。
角質ケアには、クレイマスクが効果的!
クレイの粒子には、目に見えない小さな穴が開いていて、皮脂や古い角質などの汚れを吸着してくれます。週に1回程度、スペシャルケアとして取り入れてみてください。
まとめ
毛穴の悩みを解消するには、日々のケアや食生活の見直しが大切です。
結果を急ぐあまり、手に力が入ったり、毛穴の汚れを指で押し出したりしてしまいがちですが、焦りは禁物です。毛穴ケアには、寛容な気持ちで気長に行うことにより、1か月後には効果が表れ、半年後、1年後には毛穴の目立たない肌になるでしょう。
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