新型コロナウイルスの感染者数が未だ増加傾向にある今日、自己免疫力を高める必要性が高まっています。
コロナウイルスの重症化の原因は、「免疫力が低下しており、重度の不健康」な状態であることです。高血圧や糖尿病などの基礎疾患や、高齢で免疫力が低下していると、重症化のリスクが高まります。
免疫力が高く、健康な状態であれば、新型コロナウイルスは抑えられます。ここでは、日常生活で免疫力を高めることが出来る食事方法についてご紹介します。
ゆっくり噛んで食事をする
そんなこと?と思われるかもしれませんが、ゆっくり噛んで食事をするだけで沢山のメリットがあります。
●副交感神経の働きを高め、消化・吸収が良くなる
●満腹中枢が働き、食べ過ぎが防げる
●血糖値の上昇をゆるやかにし、内臓や血管の負担を減らす
●肥満の防止に繋がる
ゆっくりと味わい、リラックスして楽しんで食事を摂るようにしましょう。
1種類のヨーグルトを食べ続ける
発酵食品といえば「ヨーグルト」ですが、ヨーグルトにも選び方があります。
店頭ではたくさんの種類のヨーグルトが販売されており、「ガセリ菌」や「ビフィス菌」など色んな菌を見かけると思います。
まずは、1種類のヨーグルトを1~2週間、毎日食べてください。
便通の調子が良くなったり、便の形状が改善したり、ポジティブな効果が見られたら、自分の腸に合ったヨーグルトであると言えます。また、ヨーグルト単体ではなく、フルーツを入れると食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂ることができ、更に効果的です。
水溶性食物繊維を摂る
現代において、食物繊維が足りていない人がとても多いです。便秘の人が増加した原因は、食物繊維不足が関係しているとも言えます。
「便秘」は免疫力を下げる原因に!
水溶性食物繊維を摂取することで、腸の中で水分を含んでゲル状となり、便が柔らかくなることで、スムーズに排泄されるようになります。
水溶性食物繊維を含む食べ物は以下の通りです。
海藻、ゴボウ、オクラ、納豆、モロヘイヤ、めかぶ、山芋、らっきょう
ネバネバした食材に多く含まれているのですね!
お酒を飲むときは水を一緒に飲む
楽しくて、ついつい飲み過ぎてしまうお酒。少量だといいのですが、飲み過ぎてしまうと副交感神経を刺激し、腸内環境を悪化させ、免疫力を低下させます。
アルコールを肝臓で分解する際、水分を多く消費するので、お酒を飲み過ぎると脱水症状になります。体内の水分量が減ることにより、血流が悪くなり、二日酔いを引き起こします。
アルコールは腸壁を傷めつけ、炎症を引き起こし、腸内環境を悪化させます。毎日のようにアルコールを飲み過ぎていると、血管がドロドロになり、免疫力の低下だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性が高まります。
脱水症状を引き起こさない為にも、体内の水分量を減らさないよう、こまめに水を摂取することが大切。アルコールを1杯飲んだ後は、同量の水を飲むように心がけましょう。
まとめ
日々の食生活を見直すことにより、免疫力を高めることが出来ます。
コロナウイルスが蔓延している今、外からの感染防止対策だけでなく、根本的な対策が必要です。
ストレスも免疫力を下げる原因となりますので、感染を過剰に心配するのではなく、健康で強い身体を手に入れましょう。「心」と「身体」は繋がっているので、身体が健康になれば心も元気になることが出来ます。
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