「におい」と聞くとどちらを連想しますか?
臭い?(嫌な香り) 匂い?(良い香り)
良い香りの匂いと言えば、香水や柔軟剤、シャンプー、様々な商品が存在します。
日本人は特に香りに敏感だと言われます。匂いよりも臭い(嫌な香り)にはもっと敏感です。
それが自身の体臭、歳をとってからの加齢臭だと、気を遣ってその臭い対策に消臭剤を使い、神経質になっている方も多いようです。
加齢臭の原因
加齢臭の主な原因は、皮脂腺の中にある「ノネナール」という臭い物質の存在です。
日頃の食生活や生活習慣が乱れていると体内で「活性酸素」が増加し、それがノネナールと言う物質に変化します。
この「ノネナール」が加齢臭の正体です。
汗の種類
人間の汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。
それぞれ違いがあります。
【エクリン腺】
・サラサラした水っぽい汗
・汗腺の開き方が急である
・汗の粒子が細かい
・臭いがない
・体温を調節する働き
・辛いものを食べた時や緊張した時にかく
・主な成分は水
【アポクリン腺】
・ベタベタした油っぽい汗
・汗腺の開き方が緩やか
・ダラダラと流れることが多い
・臭いがある
・水以外に塩分や脂肪、アンモニアなどを含む
このように、体臭(加齢臭)と呼ばれる汗はアポクリン腺から出る汗なのです。
臭いの対処法
臭いの正体となる汗がわかった所で、具体的にどうしたら臭いのある汗が改善できるのでしょうか?
それは常に汗をかく習慣をつけ汗腺を鍛える事です。
汗腺は、年齢とともに衰えていくといわれており、年齢が上がるほどベタベタとした悪い汗をかきがちです。
汗腺のトレーニング方法としては、「入浴」「有酸素運動」「腹式呼吸」の3つが効果的です。
鍛える事でサラッとした臭わない汗をかく事ができます。
汗腺を鍛えるよもぎ蒸し
良い汗は、汗腺が毛細血管から塩分やミネラルなどが混ざった水分をくみ取り、体に必要な塩分やミネラルだけ体内に戻し、水分だけが汗腺を通って体外へ出る状態です。
逆に悪い汗は、塩分やミネラルが体内に戻らず、水分と一緒に体外へ出てしまいます。
悪い汗を良い汗に変えるには、
・クーラー等で冷えないようにする
・シャワーではなく、湯船につかる
・適度な運動をして、汗をかく習慣をつける。
日常的に汗をかくことで汗腺の機能は発達します。
「よもぎ蒸し」は、全身から汗をかくことができます。
また良質な汗をかくことが出来るので、汗腺を鍛えるのにはとても効果的です。
まとめ
よもぎ蒸しで、汗腺を鍛え、サラッとした汗を手に入れ体臭(加齢臭)を気にしなくて良い体質を手に入れましょう!
コメント